米国国外で米国企業の契約社員としてリモートワークをしている方のビザ申請への影響
ここ最近、Eカンパニー登録(新規申請)を兼ねたEビザの審査中に、米国へ出張予定であったお客様がESTAを申請したところ、認可されなかったという事例が立て続けに2件ありました。いずれの方も、否認されるような背景はないとのこと。
一方で大使館に申請書類を提出する前にESTAを申請したお客様は問題なく認可されています。
先日、大阪領事を訪問する機会があり、当事象について尋ねてみたところ、ビザを申請していることは日本国内大使館・領事館ではシェアされているが、ESTAの管轄であるCBPのシステムとは別ものであるのため関係ないと思われると、領事も首をかしげていらっしゃいました。
その後ESTAを否認された申請者の方がEビザの面接に行かれた際、担当領事から「ESTAが否認されているね?」と確認され、「VISA申請中はESTA申請をシャットしてるから否認されたのかな?」といったニュアンスの事をおっしゃっていたとのこと。しかし、最終的には否認はシャットしているの理由では無さそうだから、ESTA側に問い合わせてくれとだけ言われたそうです。
結局のところ、このESTAの否認についてはっきりとしたことは分りませんでしたが、念のため言えばEビザ新規申請を提出する予定がある場合、申請書類を大使館に提出する前にESTAを申請することをお勧めします。